Polaris
【君は僕の特別な人】
しかもちょっと未来の話しなので
以上、二項目がお嫌な方は回れ右ーーーー;;
大学生
眼鏡
特別
な、感じで。
いってらっしゃいませ。
以下、拍手お礼~(該当者様反転推奨)
arisaさんへ
こんばんはー(≧▽≦)いらっしゃいませv
ツボって頂けましたか!!良かったー(≧▽≦)
嬉しいですvvvvvv
深夜に書いてたんで結構出来が気になりながら
書いてたんですが、本当に嬉しいですv
鳴上くんは場酔いするんで(笑)
普通のお酒もダメだろうなーとか思いながら…
そしたら陽介がなんとかするしかないじゃん!と(笑)
ふて腐れて飲んでるのを陽介が気づかないで
ガバガバ空けちゃうとかとか…(笑)
そんな妄想大爆発だったわけで…(苦笑)
本当にコメントありがとうございましたvvv
微がクリア出来たので、次…頑張ってみますv(笑)
ではでは(*´∀`*)ノ
arisaさんへ
またまたこんばんはー(*´∀`*)ノ
いつもコメントありがとうございます!!(ひゃほーいvvv)
そうですよね!いいですよね!私も大好物です!!(爆笑)
とゆーか、こっち来て初めてのこのネタだったので
独りではっちゃけちゃいました(笑)19話並に(笑)
そうそう!実は、先日からこっそり
お邪魔させて頂いておりますvvvvvvv
うふふふvvvvvvvv拍手させて頂きました★
続々と創作も上げていらっしゃるのを拝見致しましたので
今度ゆっくり拝見させて頂きますーーー(*´∀`*)ノ
きゃーーvvarisaさんの鳴花創作vvv
ではでは(*´∀`*)ノ
「ねえねえ!鳴上くんって彼女いるの?」
「さあ…どうかな」
「やだーいないの?!じゃあさ、付き合っちゃおうよ!」
「どうしようかな」
「……………」
群がる女の子達に
柔らかな物腰で相槌を打つ。
その仕草が物珍しいのか、女子達は
更に群がり、悠はそれを涼しい顔で迎え撃っていた。
大学の合コン。
最初は出る気なかったんだけど、
どうしても頭数合わせってことで頼まれた。
更にどこからか悠のことを
嗅ぎ付けていたのか、
悠も同席させてくれとの依頼。
大学が違うのになんで知ってるんだ?って聞いたら
俺と一緒に居た所を誰かに見られていたらしい。
あいつ、目立つからな…
お互いに高校を卒業した後、
違う大学に通いながらも、一緒に暮らし始めたのは
ついこの間のこと。
なんでもない穏やかな日々が
とても嬉しくて。
その中での突然の話しに
正直、気が進まなかったけど
頼まれると断れない悪い性分が出て
諦め半分で悠に頼んでみた。
「あ、そう…いいよ」
あっさりOK。
びっくりする位に。
もっと嫌がられるのを期待してたのに
がっつりがっかり肩透かし食らった感じ。
で…
俺は俺がしでかした現実に
今、超ーーーーーーーー面白くない気分になってる。
「ねえねえ!鳴上くん!
これからどっか二人で消えちゃおうか?」
「うーん…どうだろう…」
「もうー鳴上くんったらー」
お願い相棒、俺を置いて消えないで…
俺、マジで今凹んでます。
つーか、悠、お前飲んでないか?
出掛ける前にお前弱いんだから飲むなっていっといたのに…
って、ピッチ早っ!!おいおい!大丈夫なのか?!
「ねえ、花村くんー聞いてる?」
「あーーごめんごめん。なんだっけ?」
なんて名前だか忘れた隣の席のコ。
俺だってそれなりに女の子達に
囲まれてはいるけれど、
それはそれ…つーか、やっぱりお前の方ばっかり気になる。
女の子達の最近のTVの話題やら、バイトの話しやら
恋バナやら、大学のキモイ教授の話しやら。
それらが俺を霧みたいに取り囲んで
悠を遠く感じさせる。
あの霧の中ではお前を背中越しだって
気配や動きさえ追えたのに、今は遠いよ…マジ泣きそう。
そう遠くない席に座っている悠は
黒縁の眼鏡を掛けて座っていた。
悠は大学に入ると、少し視力が落ちたとかで
時たま、家の中でだけ眼鏡を掛ける様になったけど
なんで今掛けてるのか分からない。
もしもし、鳴上くん…今は勉強中ですか???
元々、よく似合っていた眼鏡。
年を重ねた今でも、それは同じで。
それどころか、眼鏡を掛けている時、
びっくりする位、艶のある表情をする時がある。
俺はそれがとても好きで………
だから、眼鏡のお前って家でだけ見られる
俺の特別だったのに。
もう俺も眼鏡掛けようかな…なんて
しょーもない考えばかり浮かんだ。
暫くすると、まるでお預けを食らった犬の様に
口が半開きになった俺と悠の目が合った。
囲む女の子達に気づかれない様に
器用に口の動きだけで俺に言葉を伝えた。
『外…出よう』
それを観ただけで、霧が一瞬で晴れた気がした。
俺ってなんかホント、バカなのかな……
そんなことを考えて自己嫌悪に陥っていた俺は
慌ててこちらを見ている悠に相槌を打つと
適当に女の子達に理由を告げて立ち上がった。
騒がしい部屋を別々に出て
廊下の奥で落ち合った。
先に来ていた悠はなぜか
疲れたような表情で壁にもたれ掛っていて
俺を視線だけで見咎めた。
俺はその視線にビクリと反応してしまう。
「め、眼鏡…掛けてんだな…何?見辛い?」
「いや…不機嫌なのがバレそうで」
「え?……あの…悠???」
不機嫌?え?うそ??
よく観ると、それそれは不機嫌な顔をした
鳴上悠が居た。
暫くこんな悠を見ていなかった。
とゆーか、ここまで機嫌が悪いのって初めてじゃないか?
「いや…なんでもない…陽介は楽しそうじゃないか?
いいな…お前は楽しそうで…本当に楽しそう…」
怖い笑顔で返してくるお前。
こ、これはまずいかもしれない。
なんかもう今、背中を見せればメギドラオンとか…やられそう。
「わ、悪いっ…俺ら帰るから!」
悠を廊下に待たせたまま、二人分の荷物を手に取ると、
未だ部屋でご歓談中の彼らに帰る旨を伝えた。
「ええ!鳴上くん、もう帰っちゃうの?!」
「おいおい…早いなー」
いえ…これ以上居たら
店が消失します。マジで。
ぎゃあぎゃあと五月蝿く騒ぐ奴らを無視して
悠の手を引いて強引に部屋を後にすると
後ろに居る悠の気配がなぜか少しだけ和らいだ気がした。
「悠?」
「………っ…」
「お前…まさか酔ってんのか?」
「五月蝿い…誰のせいだ…」
やっぱり飲んでたのか…
そう浮かんだ途端、俺の言葉に悠が即座に返してくる。
和らいだはずの気配が一瞬にして凍りついた。
「ちょ……悪かったって…てゆーか、飲むなっていっといただろ?」
「五月蝿い…誰のせいだ…」
「悠…………」
これは重症だ。
マズイ…かなりマズイ。
元々場酔いするくらい弱いから、
あんまり連れて来たくなかったんだけど…。
後ろを振り向くと、目が据わっている…
ちょ、もう、怖すぎるんですけどぉぉぉ!!
俺は店先で慌ててタクシーを拾うと
先に悠を詰め込み、マンションの名前を告げて
俺も乗り込んだ。
どうか乗車中に悠がとんでもないことを
始めませんように…と祈りながら。
「お前の知り合いだし、無下に扱えない。」
マンションに着いてソファへと突っ伏した悠が
最初に言った言葉がソレだった。
眼鏡はすでに外していて、サイドテーブルへと
置かれているのが見えた。
「疲れた……」
上辺だけでも楽しそうにしてくれてたってことか…
うう…すみませんでした…
「えっと…あ、ありがとうございます…」
「どういたしまして…」
「な、なんか機嫌悪くね?」
「悪くない…強いて言えば………」
「なんだよ…言えよ。」
躊躇いながらも少し考えてポツリと言った。
手には俺がさっき渡したミネラルウオーターが握られている。
「俺がいるのに合コンってなに?」
「え?」
「俺がいるのに合コンってなに?」
「え、えっと…」
恐ろしいくらいの綺麗な笑顔で聞いてくる悠。
俺が口ごもると、悠は起き上がりミネラルウオーターを
まるで自棄になって飲み干した。
「じゃ、じゃあ…お前は俺の知り合いってこともあったけど
実は不貞腐れて呑んでたってことか?!」
「分かってるじゃないか…」
そう言うと再度ソファへと寝転がり
途端、背を向けた。
「う…ごめん…」
「いいよ…陽介が誘いを断れないの知ってるし」
「簡単に許すなよ…」
「許してはない…」
そうですよね…怒っているのが分かります…
俺はなんとか悠に機嫌を直して貰おうと
無いに等しい頭をひねった。
「わ、分かった…今度の休みに
お前が観たがってた映画行くか?おごるし!」
「……………」
「えっとじゃあ…掃除と洗濯は
一ヶ月…いや…2週間は俺がやるから」
「……………」
反応なし。
うう…どうしたら機嫌直してくれますか?
俺、マジで困ってんですけど!
「あ、あとは…あと…俺が
お前にしてやれそうなことでなんかないか?」
「…………ある」
「え?マジで?」
「マジで」
「な、何?」
俺の言葉に悠がにやりと笑った。
手招きして俺を呼ぶ。
分かってる…分かってるんですよ。
その仕草はアレだろ?
未だに慣れない行為に俺が
軽く固まるけど、悠は涼しい顔して待ってる。
僅かに頬が上気するのが分かったけど、
とりあえず今はそのままで…。
ゆっくりとソファに寝たままの悠に近づくと、
俺から触れるくらいの強さで口づける。
「だめだな…」
「だ、だめって??」
「もっと…」
そう言って俺の髪を浅く掴んで引き寄せる。
俺の後頭部を掌で抱えると俺が逃げられないように
お前の全部で俺を魅了する。
いつも思うんだけど、それズルいよな…。
まるで目が眩むみたいな甘い感覚に
俺は悠と一緒に目を閉じた。
「うーん…タバコ味の陽介は嫌だな…背伸びなくなるぞ…」
「る、るっせー!!」
さんざ俺を貪っといてそれですか…。
でも、すっかり機嫌が直った風の悠を見て安堵する俺。
ああ…完全に尻に敷かれてます…。
うーん…でも、
そう言われればタバコ臭いかも??
そういえばさっき一本貰ったな。
興味本位で吸ったことならあるけど、
本格的に趣味趣向で吸おうとは思わない味。
「まだ伸びるよ…陽介なら。」
「え?そ、そうか?」
今欲しいのはカッコよくタバコを吸えることとかじゃなくて
実はお前と同じくらいに並べる身長だったりする…
お前に釣り合う俺だったりする…
その心情を察したのか、
それともいつもの天然か。
悠は柔らかく笑うと言った。
「ああ…まだ伸びるよ。だから………タバコは吸うなよ?」
「わ、分かった…」
釘を刺された状態。
なんだかいつまで経っても
お前にいろんなことで勝てそうに無いけれど
これはこれで俺達の形なのかもしれない。
「じゃあさ…」
「ん?」
「お前…悠はさ…外で眼鏡掛けるの止めろ…な?」
「は?」
あんまり観ない表情。
心底ソレ何?って表情。
分かってますよ…分かってます…。
だって俺の特別だったんだ。
だからせめてその特別な部分だけは
独り占めしたいじゃんか…。
「………と、とにかく!外で眼鏡禁止!!」
「…辞書とかどうしたらいいんだ?」
「ううぅぅ…そ、それは…」
それはそうだ。
見えないから掛けてるんだよな。
いつまで経っても子供な俺の言葉に
自分自身で嫌気が差しながら頭を掻く。
「ごめん…ワケわかんなくて…」
「いや…いいよ…掛けないから」
「え?」
頭を掻く手を止めさせて、
寝そべったままの姿で俺を見上げて言った。
その表情はとても嬉しそうで甘い。
「陽介がそう言うなら掛けない…
外ではコンタクトで居るから」
「そ、そっか………良かった…」
「何が?」
笑顔で俺から出た言葉を聞き返してくる相棒に、
俺はバツの悪い思いをしながら目を逸らした。
「陽介…?」
呼ぶ声が艶っぽい。
ああ…それだ。それだよ…
それで眼鏡掛けたらもうだめかも。
「ゆ、悠……お前…まだ酔ってるだろ?」
「ああ…だから醒まして?」
いや…眼鏡掛けてるとか、掛けてないとか
関係ないかもしんない…。
一瞬で魅了された俺は唸る。
「っ…バカか……」
悔し紛れに俺が言うと、
お前の次が俺を煽る。
醒めたりしないだろ?
今度は俺が酔いそうだ。
今何時だろう?とか
明日の講義は?とか
色々色々あるけれど、
とりあえず今日は
お前からの誘惑に負けてみる。
「醒ましてやるから…だから…」
なんだかんだと色々な理由を言いながら、
俺は無防備な様子で待つ
お前に触れた。
Fin
微?エロ?????
微????OK??????
わ、分かりません;;
とりあえずはコレが私の微エロで(苦笑)
違う合コンネタも思いついたんですが、
まだまだ時期的にダメだろうと
思いとどまった(苦笑)
ちょっとだけ修正追記しました;;
楽しんで頂けたら倖い。