Polaris
『ペルソナ4』の鳴上悠×花村陽介(主花)で文字書き。
※BL要素を含んでおりますので閲覧の際にはカテゴリーに在ります【閲覧上の注意事項】をお読みになってからの閲覧をお勧め致します。★関連イラストはpixivのみの公開となっております。★※こちら日本のサイトとなっており、外国のサイトからの無断リンク、または翻訳サイトからのリンクは許可しておりません。
【君ばかりを思う僕は】
いちおう「ほのぼの」設定。
唐突に始まり唐突に終わる(笑)
微妙な力加減とゆーか、
なんとゆーか…;;;
いってらっしゃいませ。
【*Wonderful you*】
不思議なヤツだと思った。
転入して来たときから、なんとなく感じてた。
「陽介」
「ん?なんだ?」
「…俺、今何言おうとしてたんだろう?」
「は?んなの俺に分かるワケねえだろ」
「ん…だよな」
ほら…普通聞かないだろ…ソレ。
俺があまりにも一方的に返したからか、
悠は思案の渦へ。
そうしている姿は背も高くて、
容姿も整ってて…
まるで完璧超人そのものなんだけど、
なんかどっか抜けてるとゆーか…。
ちょっと違うってゆーか…。
「ええと…じゃさ、お前、何見てたんだ?」
「え?」
「さっきまで見てたものが分かれば、
何を言おうとしてたのか、予想がつくじゃねえか」
「ああ…そうか、なるほど。すごいな、陽介は」
まるで、本当に今気がついたかのように、
嬉しそうに笑う。
本当に嬉しそうに…なんか、
宝物でも見つけたみたいに。
ああ…だめだ…なんだこれ…
目を逸らしたいのに、逸らせない。
なんだコレ…。
「陽介見てたんだ。俺」
「は?」
悠の笑顔をぼんやり、だらしなく
眺めてしまっていた俺に
とんでもない言葉が叩き込まれる。
「俺を…見て…た?」
「ああ、陽介を見てたんだ。どうしよう?陽介」
え?何?どうしよう?って…
つーか、俺がどうしよう?なんだけど…
ああ…もうダメかも…俺…
上擦った喉元がガラガラ響いて仕方ない。
肩口から浮き上がってくる高揚感と、
気恥ずかしさで俺は思わず叫んだ。
「ば、ばか!見るな!ヘンタイ!」
「え?いや…でも…」
「ばかーーーーーーーーーーー!」
・
・
・
・
いや…馬鹿は俺だって…
きょとんとした顔と困ったような顔が
上手く入り混じったような表情で、
悠はつったってた。
そりゃそうだ…急に叫べばそうなるわな…
「ああ…そうか、ごめん…あんまり見すぎると穴が開くな…」
「は?!何?!穴?!え?!」
次の言葉を考えていた俺に、
再びにこいつの言葉が叩き込まれる。
なんだろう…こいつの発言はいちいち
心臓に悪い。
それに、見すぎて穴が開くなら、
お前なんかもう穴だらけだ………俺が見た痕で…。
いや…違う、そーじゃなくて…
つーか……
「もしかしてお前が見ると開いちゃうの?!
アレ???え?…………いや…それは無いか…」
「ああ…開いちゃうかも…」
「え?うそ?!マジで?!」
頭の中でそんなことあるわけないと
思っていたのに、こいつが言うと
妙に現実的で。
だってほら、ペルソナいっぱい持ってるし!
なんかいけそうじゃん?!
とか、俺が思考をぐるぐる回して考えてたら
悠が笑顔で返して来た。
「うん、嘘」
「………………」
そして一気に本当に現実に引き戻された。
「お前…俺で遊んだだろ?」
「いや…だって…」
「だってなんだよ?!つーか大体お前な!」
「だって、陽介があんまり可愛いから…つい…」
「な?!」
可愛い??????????????
は??????????????
俺の思考が止まるのと同時に、
悠の手が俺の頭をポンポンと
優しく撫でた。
なんかもう、酷く甘ったるい表情で、
俺だけ見て笑った。
「なんか本当に可愛い…どうしよう?陽介」
「な……………」
不思議なヤツだと思った。
転入して来たときから、なんとなく感じてた。
そして、本当に不思議で、
そして、その本人に「可愛い」なんて
言われてしまっているコトが
実は、なんだか凄く嬉しいなんて。
「ああああーーーもう!悠のばかぁぁぁーーーーー!」
嬉しくて、嬉しすぎて叫んだ。
俺は未だ、きょとんとしながらも
俺の頭を撫でている手を、振り払う選択肢を
見つけられない。
多分、見つけられるはずもないものを
今、探している。
不思議なヤツだと思った。
なんとなく…。
でも今は……
ほんのちょっとだけ
違う感情も混じってる。
Fin
疲れ様でした。初めてのBL創作でした;;
なんか微妙ですみません;;
意味不明ですみません;;
後で追記するやも;;
多分、こんな生温い感じで行きます;;;;
(ひいいいいいい;;)
楽しんで頂けたら倖い。
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